糖質をなるべく減らす努力をしているときに見落としがちなのが、意外な食材に含まれる”隠れ糖質「ご飯、パン、麵などの,主食をいくらカットしても、無駄な糖質を取り込んでしまう可能性は高い」と、RIZAPでは分析します。
隠れ糖質の代表が調味料だ。砂糖や蜂蜜、中濃ソースやとんかつソース、ケチャップ、焼き肉の夕レ、みりん、チリソース、さらに少し前に流行した塩こうじなど、調味料には糖質の多いものがある。甘辛い味付けの料理は極力避けたい。代用すべき調味料は塩、しょうゆ、酢、かんきつ系果汁だ。ただし酢に関しては、黒醉やパルサミコ酢、米酢は糖質が高めで、穀物酢が特に薦められる。こうした調味料を使い、焼く、ゆでる、蒸すなどのシンプルな調理法を選択するといい。
低糖質の調味料だけでは味が単調になりがちだと感じたら、ニンニク、ショウガ、ネギなどの香味野菜、カレー粉などのスパイス、ゴマ、梅干しなどを取り入れると、味わいに奥行きが出て飽きが来ない。もう一つの隠れ糖質が揚げ物の衣に使う小麦粉やパン粉だ。揚げ物を諦める必要はなく、「衣を付けずに素揚げしたり、粉チーズを衣代わりにまぶしたりしても、おいしい上に糖質量は抑えられる」。
また、低糖質料理には、油を味方に付けたい。コクやうまみが増し、調味料が少なくても満足いく味になる。オレイン酸が含まれるオリーブオイルなど、良質なものを選ぶといい。