自宅でライザップ(RIZAP-1)

ダィエットのパーソナルジム「RIZAP(ライザップ)」の勢いが止まらない。2012年の設立後、5年で全国100店舗を展開し、2カ月で約30万円などの料金設定にもかかわらず、累計会員数は7万人を突破した。

インパクトの源は、有名人のダイエット前後を比較したCMだ。最近ではお笑いタレントのエドはるみ氏やアナウンサーの生島ヒロシ氏が減量に成功し、「50代、60代でもできる」ということに注目が集まった。しかし、CMの劇的な変身を見て、「ライザップはキツイ」と思い込むのは早計だ。ライザップメソッドは、至って合理的にできている。食事と運動の両輪のメソッドで、運動は筋肉トレーニング、食事は高夕ンパクと低糖質が柱となる。正しい方法さえ知っておけば、ライザップに入会せずとも自宅でマイぺースに取り組めるのだ。

挫折やリバウンドを防ぐべく、運動・食事ともに3段階を設けている。まず、運動のフェイズ1は、筋トレに慣れるのが目的で無理のない回数・セット数を設定。フェイズ2で持久力を上げるために回数を上げる。フェイズ3はしっかり筋力を付けるために、回数は減らし強度を上げる。いずれも水の入ったペットボトルなどでできる運動ばかりだ:減量に不可欠と思われがちな有酸素運動のメニユーはなく、週2回の筋トレだけで済むため、忙しい人も続けられる。食事は、まずはステージ1で主食を抜き、糖質を50g以下にすることで体重を落とす。ステージ2では朝食と昼食でやや糖質を取りつつ、タンパク質は確保し、筋肉を増やす。ステジー3では、適度にを取りながら体形を維持していく、という流れだ。

主食は食べないのはステージ1だけなので、イメージほど厳しくない。
夕ンパク質はいずれのステージでも、体重lkg当たり1〜2gは取る必要がある。3食きちんと食べ、間食を取ることもライザップ式。空腹が続くと体は飢餓状態に陥り、かえって脂肪をため込む。筋肉量が減り、基礎代謝も低下。食べ過ぎは避けるべきだが、リバウンドしない体を作るには、基礎代謝を下回らないエネルギー量が必要だという。ライザップでは、130もの医療・研究機関と連携し、こうした運動と食事の組み合わせが健康面にどう役立つかを研究。内臓脂肪や皮下脂肪が減るだけでなく、高血糖の状態が改善されたり、血圧が正常値になったというデータもある。

始める前にはぜひ、「なぜやせたいのか」「今の自分のサイズや写真を記録しておきたい。そして、徐々に変化する体重やサイズをメモし続けると、モチべーションを保てる。やせるだけでなく、健康不安を取り除き、前向きになる。精神面・体力面の両方で「結果にコミットする」ライザップ式に自宅で挑戦したい。

投稿者:

吉原 裕二

2015年4月に起業。会社事業は、コンサルティング業を中心に小売業、物流業などの多角経営スタイル。初年度年商1億6000万円、2期目2億3000万円。

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